蓮は泥の中に咲くテレビなどで犯罪を起こした人の周りの人にインタビューをしていると 「あのおとなしい人が」 「事件を起こすようには見えなかった」 「近所の(職場の)評判はいいのに」 などと答えているのを聞きます。 「真面目な人ほど怖い」 「おとなしい人ほど切れると怖い」 とも言いますが、そうではないでしょう。 犯罪を起こした人の見えている姿からは想像できなかっただけで、 その人の性格が変わったわけではありません。 もともとその人が持っている性格なのです。 それが普段人に見せないようにしていたのか? それとも見えていなかっただけなのか? あるいはある条件化で現れたのか? そもそも一緒に住んでいる家族ですら、 そのすべてを私たちは知っているわけではありません。 すなわち、ある人の一部だけを見て、 その人のすべてだと思い込んでいるのです。 ですから、同じ人の評価が善悪両極端に 分かれることもあるわけです。 また、たとえ極悪人のように思われる人であっても 泥の中から美しい蓮が咲くように すべてが悪い人など存在しません。 ジャンル別一覧
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